猫舌な日々

時邑亜希によるブログです。良いと思った物や、徒然興味のあることを書いたりする雑記です。

創作小説同人誌を作る(2)「文章ツール」

申し込んだらあとは書くだけ!
小説の内容とか技法とかそういうのはここでは扱わない予定です。
皆好みがありますからね。

第2回は、“文章ツール”についてです。

ツールといってもテキストエディタのことじゃなくて最終的な文章レイアウトとかも作るアプリケーションのことです。
なんと呼ぶのがいいのか分からなかったのでここでは取り敢えず文章ツールと呼称します。

そんなの何でもイイじゃん、内容が良ければ~という人もいると思います。
その通りです。なんでも本にはできます。
でもせっかくならこだわりたくないですか?

創作小説同人誌のイベントって単純に“小説”というよりも、“本”として見られることが多い印象です。
少しでも手にとってもらいた、折角ならクオリティあげたい、って方は是非。



大きく分けると2パターンですかね?



“自分でやる”

“印刷所を特定する”


ですね。
お金の問題などもあるので……ではそれぞれ簡単にですが紹介しましょう。


“自分でやる”

一太郎&JUST PDF
僕はこれです。なので一番おすすめしておきます。
よし、四の五の言わずAmazonポチるんだ!

公式web貼っときますね(めんどくさい)
https://www.justsystems.com/jp/products/ichitaro/

おすすめは、一太郎、JUST PDF、フォントが付いてるヤツです。

プレミアムの特別優待版、ダウンロードがお勧めですね。
特別優待はMSOfficeを使っていればOKです。

最新版は小説のテンプレもあるそうですね。
表紙まで……もうこれ一つで全部作れてしまいそうですし、細かな設定も無視出来そうです。

ま、それはあくまでもおまけとして。
推すポイントは下記の通り。

○綺麗に縦書きレイアウトできる
日本の小説といえば縦書き! 美しい段組や文字間、行間は文章を3割増しに良く演出します。
お気に入りの小説本を持って、文字や行カウント、スケールで各数値を計測、設定にそれらを入力すれば……ね?
理想の小説本に一歩近づけます。

○ルビがふれる
必要のない人もいますが、僕は必要!
ほら、中二病な2つ名とか、漢字なのに英語読みとか……ね?
あと、強調の点打ちが案外使えます。
組文字も書くところないのでここにかいときますが便利です。

○フォント
何種か綺麗な日本語フォントが付属します。これが案外ウェイト大きいです。
winの話ですが、MSフォントの日本語って実は印刷するとあまり綺麗ではないそうです。
デジタル表示が綺麗に見える様に追求したとか。
なので、別のフォント選ぶのがおすすめです。
あ、著作権には注意してくださいね? フォントってすんごく高いので……

○禁則処理
そういう設定があります。
最後に 」がきたらどうするとか、そういうのですね。
これをちゃんと設定しておくと文章は綺麗になります。

ATOK
快適に文章を打つには欠かせませんね。
漢字変換や登録文字……まぁMSもありますからこの辺りは個人の自由です。

○JUST PDF
なにそれ?ってなると思います。
要は、PDFファイルを編集するソフトです。
小説の入稿はPDFの場合が多いです。
また、目次や挿し絵など差し込む際にも必要なのでこれもセットのヤツを購入することをおすすめします。
なのでプレミアム版で買うのがマジお勧めです。



え、MS wordでもいいじゃんってなると思います。
別にいいです。
ただ、wordは縦書きになることを考えて作られたアプリケーションではないため、どうしても“wordで作りました”感が出ます。

何を言っているか分からないかもしれませんが、小説用に新しくアプリを買うなら一太郎をおすすめしておきます。
まぁ、まずは既にword持ってるならそれでやってみてもいいかもですね!




“印刷所を特定する”

僕はこれをやったことはありませんが、例えばpixivは確かアップしてるweb小説を本にしてくれるサービスありましたよね?

factory.pixiv.net


これだとPCなくてもタブレットスマホから基本はwebブラウザや専用アプリに全部書いて、それを印刷することができます。
専用のレイアウトできっちり作られているので仕上がりも綺麗なはずです。

こういうのも現代的で手軽だしいいですよね。
ただし、コストについては目をつぶることになりそうですが。
あと、手作り感を楽しむことは出来ませんけどね……



補足として、一太郎は残念ながらWin専用です。
でもMacだと他に印刷にイイアプリ色々ありそうですね。是非探してみてください。



以上、一太郎のダイレクトマーケティングでした。

皆さんも楽しい創作ライフを\(^o^)/